悲しみの朝(あした)には

             湯山英之

 

あなたが話してくれた夜景を見に

僕は来た

二人で来たかったけれど

あなたは僕を

置いていってしまった

 

ロープウェイは頂に向かう

眼の前に広がる夜景は

僕の悲しみを知らない

ひと目 君に逢ったら

夜の街へ帰ろう

 

 

あんなに突然だった

二人の別れ

悲しみに

僕等は語らったけれど

結局答えは

出なかったんだよね

 

ロープウェイは頂に向かう

幸せそうなカップル達は

僕の悲しみを知らない

ひと目 君に逢ったら

夜の街へ帰ろう

 

 

ロープウェイは頂に向かう

眼の前に広がる夜景は

僕の悲しみを知らない

ひと目 君に逢ったら

夜の街へ帰ろう

inserted by FC2 system